こんにちは、Mayuです(^^)
今日は、オーストラリアで受けたケンブリッジ英語検定FCE/CAEの授業やテストを実際に受けてみて、どのように勉強するの?どんなテストだったか?どれくらい難しい?英語力は伸びる?そもそもケンブリッジ英語検定ってなに?
などについて書いていきたいと思います。
ケンブリッジ英語検定って何?
そもそもケンブリッジ英語検定って何?って思いますよね。
私も留学について調べ始めるまで聞いたこともありませんでした。
でもケンブリッジ検定は世界的に高く評価されている検定で、ヨーロッパなどでは多くの企業や大学で採用されているそうです。(日本のTOEICのような)
ケンブリッジ英語検定とは、
1858年にイギリスの名門、ケンブリッジ大学によって設立された英語検定で、言語評価のフィールドにおいて世界をリードするエキスパートが研究・開発しています。
日本ではまだあまり知名度が高くありませんが、ヨーロッパを中心に圧倒的な権威があり、約130カ国で年間500万人が受験しています。
また、世界中で10,000を超える企業・学校・政府等の団体で英語力を証明する試験として評価されていますので、このケンブリッジ英語検定を取得することによって大学・大学院入学、就職・昇格を有利に導きます。
https://www.luna-jp004.jp/approval/
上記にもあるように、ケンブリッジ英語検定はあの有名なケンブリッジ大学によって設立され、世界の英語検定のなかでも英語を第二言語とする受験者を対象とした検定としては一番長い歴史があります。
また世界でもっとも信頼されている英語検定だと言われています。
将来、海外で働きたい方、英語を使って働きたい方、は取っておくといいかもしれませんね^^
ただし、就活などを通して感じたことは日本ではやはりあまり知られていないんだな~という感想です。(笑)
ただ、私はケンブリッジ英語検定にうかるために勉強をすると確実に英語力は上がると感じたので、英語を伸ばしたい!という方はぜひそのままお読みください!(^^)!
ケンブリッジ英語検定の内容は?
ケンブリッジ英語検定では、
- スピーキング
- リスニング
- ライティング
- 文法
- リーディング
の5つの分野でそれぞれテストがあり、それぞれ点数がつけられます。
そして、その5つの点数の平均が一定の点数に達していたら合格となります。
また、一つでもある一定の点数を下回ってしまうと不合格となってしまいます。
全部の分野でちゃんと点数を取らないと合格できない仕組みになっています。
例えば、文法が完璧にできるけどスピーキングが苦手な日本人(私)にとっても難しいし、ペラペラにしゃべれるのに文法が苦手な南米組にとっても難しいテストなのです。
そしてFCEのテストでは、このような感じでテストが行われます。
リーディング & ユース・オブ・イングリッシュ | 1時間15分 | 全部で7パート。選択問題等、全52問。出題内容は小説やノンフィクション、ジャーナル、新聞記事、雑誌等、合計で2200-2500文字の文章。 |
ライティング | 1時間20分 | 全体的なライティング力が問われます。パート1は手紙、記事、レポートなどの問題。パート2は5つのタスクから一つを選択し解答します。パート1、2それぞれ140-190文字のライティング問題 |
リスニング | 約40分 | 全30問。インタビューや討論、講義、会話等から出題される。 |
スピーキング | 約14分 | 通常、受験者は2人1組でスピーキングを行う。 |
引用元:https://www.aswho.com/cambridge
世界で通用する英語、ビジネスで通用する英語
また、ケンブリッジ検定のリスニングではイギリス英語、アメリカ英語、オーストラリア英語、インド英語など世界中の英語が出てきます。
なので世界で通用する英語を学ぶことができます!
ライティングに関しても、テストでは2つのテーマについて書かないといけなくて、一つはレポート形式、もう一つは手紙の形式です。
レポート形式では論文で使えるような言葉やフレーズなどを学べます。手紙の形式のほうでは、シチュエーションが与えられてビジネスメールを書いてください。や、仕事に応募するメールを書いてください、など日常にあふれている内容で丁寧な英語を学ぶことができます。
このライティングで学ぶ英語は、実際に行かせる英語ばかりなので、将来海外で働きたい!と思っている方にはとても楽しい内容だと思います。
ケンブリッジ英語検定の難易度は?
レベル | 検定試験 | TOEICの点数 |
---|---|---|
基礎レベル | Key English Test(KET) | TOEICで約520点、TOEFLで約400点レベルPET(初級)の半分の語学力にあたるもので、日常生活で必要な最も基礎的なコミュニケーション力を測定。 |
初級レベル | Preliminary English Test (PET) | TOEICで約630点、TOEFLで約480点レベル簡単な日常会話に参加できるレベルの英語力があるかどうかを測定。 |
中級レベル | First Certificate in English (FCE) | TOEICで約760点、TOEFLで約550点レベル最も受験者が多いレベルで、中級レベルの英語能力を証明する試験として世界的に有名。中級英語を使って、仕事や留学を目指す人用。 |
上級レベル | Certificate in Advanced English (CAE) | TOEICで約870点、TOEFLで約610点レベル仕事で英語を駆使できる上級レベルの英語力があるかどうかを測定。英語圏の多くの大学では、入学時に必要な英語力の証明としてCAEを採用している。 |
最上級レベル | Certificate of Proficiency in English (CPE) | TOEICで約990点、TOEFLで約670点レベルネイティブレベルの英語能力があるかどうかを測定。英語圏の大学で、入学時に必要な英語力の証明として採用している他、世界各国の各機関で認められている。 |
それぞれの試験と難易度はこのように言われています!
私がオーストラリアの学校で言われていたのも、英語は話せる証明とできるのはFCEから、CAEはめっちゃ難しい、CPEはネイティブでも取れない人がいる、てかむしろそこまでのレベルの英語ならケンブリッジ検定とる必要ある?といった感じでした。(CAP/CPEは英語圏の大学で入学時の英語レベルの証明として使えるそうです)
私は実際にFCEとCAEのクラスとテストを受けましたが、どちらもとても難しかったです。
FCEのテストは合格しましたが、CAEのテストは惨敗でした。
帰国後にTOEICを受けたら885点だったので、上の表ではCAEは受かるはずですがCAEは断然それよりも難しいです(笑)
ぎりぎり落ちたなんてもんでもなく余裕で不合格だったので、TOEICとケンブリッジ検定を比べるのはあくまでも目安ですね!
ケンブリッジ英語検定FCEに合格!成績公開!
まず、私の通っていた語学学校ではケンブリッジ検定のコースを受講するにもある一定のレベルに達していないとコースを受けることができませんでした。
ケンブリッジオープンディというケンブリッジコースに入るための試験日が予定されていて、そのオープンディにエントリーして合格した人がコースを受けられるようになっていました。
私がオーストラリアに行く前に受けたTOEICが650点ほどだったので、TOEICがそれくらいの点数だとFCEに向けて勉強するくらいなのかな?と思います。
ケンブリッジのコースでは、試験に備えるために授業が進められるためリスニング、ライティング、文法、リーディング、スピーキングすべて徹底的に教えてもらえます。
授業の形態の学校によって違うと思いますが、私の学校ではペアになって話すのがほとんどで、「急にスピーチをしましょう!」となって全員一人ずつ前にでて話したり、毎日一人15分のプレゼンが回ってきたり、と英語で人に伝えなければいけない場面がたくさんあって私はここで結構鍛えられたと思います。
日本にいいるときは、なるべく人の前で話さないでいいようにうまく逃げてきた人生だったのに、いっきにそれが通用しなくなりましたww
でも、クラスの雰囲気も言葉に詰まったら誰かが口をはさんで助けてくれるし、みんな笑ってくれるし、質問してくれていつもの会話みたいに話せるし、というのもあってクラスの中で前に立って話すことに抵抗は段々なくなっていきました。
また、文法も使える英語が盛りだくさんで、私は毎日「へ~!こうやって言うのか!」「いままでどうやって英語で言えばいいのかわからなかったけどコレか!」など毎日吸収するものがあって、とても楽しかったです^^
ライティングも毎日とにかく書く時間があって、先生が添削をしてくれます。
テーマによっては、日本語でも書けないわクソと思うものもありましたがw
ライティングで使える言い回しも大量に教わります。
それを実際に使えるようになるのが難しいのですが、、、(笑)
とにかく、ケンブリッジ英語検定は必要ないけど英語力のばしたい!という方にもほんとにおススメなコースだと思います。
そして、私がFCEに合格した時の成績がこちらです。

リスニングはGrade A、スピーキングはGrade Bでしたが、他は合格点ギリギリでしたw
こんな感じで、それぞれの分野の点数が出るので、自分が何が得意で何が苦手なのかを知ることができます。
英語を勉強しているときって、「自分英語上達してるのかな?」とか「自分の英語ってどのレベルなの?」とか、「そもそもちゃんと話せてんの?」とか自分の英語力を疑う沼にはまってしまうときがありますが、私はこの結果で自信が持てたり自信を失ったり頑張る糧になったりしました!!
ケンブリッジ英語検定CAEのクラスとテストで撃沈*激ムズ
FCEのコースをとった後にFCEの先生から推薦をいただくことができて、CAEのコースを受けることができました!
これが、私の自分の英語力を恨む時期となりました(笑)
FCEの時と同じで、いついつまでに本を一冊読んでその本について15分間話してください、という私にとっては恐怖の時間があったり、授業中に急にくじ引きでテーマが全員に振られてそれについて前で話してください、などなど、これまた鍛えらたコースでした。
ちなみに、私が一度引いたクジは「政治」でしたw
自分の番になって、話す直前にくじを引いて見たら「政治」→考える時間もなくスピーチ開始です。
日本語でも、お恥ずかしいことに政治についてみんなの前で語れるほどの知識がこの脳みそには入っていませんでしたので、もうごまかしの英語をつらつら並べながら笑ってごまかすしかありませんでした^^
しかもFCEと違ったのが、みんなの英語力です。
なんであなた語学学校いるの?っていう人ばっかりで自分の英語力の低さを毎日感じさせてくれるコースでした^^
それでも、みんな私の英語をバカにすることは一切なく毎日落ち込みながらも、落ち込んでる人たちと励ましあったりして何とかのり超えましたね!
テストも、内容的にはFCEとまったく同じなのですが、使える語彙、言い回し、文法、流暢さ、がレベルが違うようでここで載せるに値しないくらい惨敗でしたww 載せるに値はしませんが、参考程度にどうぞ^^恥

けどこの結果で帰国後のTOEIC(TOEICに向けての勉強はしませんでした)で885点だったので、相当難しいと思います。
あとは、CAEコースで大切なのは英語のニュアンスをどれだけ理解できてそのニュアンスの英語をどれだけ使い分けれるか、がとても大切だと感じました。たくさん生きた英語を浴びて、感覚をつかむ必要があると感じました。
CAEは不合格だったけど、TOEICは650点→885点に!
結果、私の留学はケンブリッジ敬語検定CAEのクラスで、ほぼ終わりでした。
10か月の間で、色々のクラスを取りましが、そのうちの6か月はケンブリッジコースで勉強していました。
その結果、上にも書きましたが、留学出発前のTOEIC650点から、帰国後には885点にまで上げることができました。その中のリスニングは3問のみの間違いでした。
ちなみに、大学一年生に受けた人生初のTOEICは400点台です👏(小声) 高校生までは英語は自分の中では得意だと思っていたのですが、リスニングでのテストでは、本気で「え。。。コレ英語なの。。。?」と口が空いたのを覚えています。(本当)
それが、今ではほぼすべて聞き取れるようになりました!(号泣)
CAEには落ちてしまったけど、自分の苦手としてた分野に少し自信を持つことができた事は、私の英語学習の人生の中で大きな達成だったと思います^^
英語を伸ばしたいなら実用的なケンブリッジ英語検定コースが一番!
★将来海外で働きたいと思っている方
★ビジネスでも通用する英語を身に付けたい方
★使える英語を学びたい方
★英語で海外の人とコミュニケーションをとれるようになりたい方
★すべての分野を伸ばしたい方
以上のような方には、ぜひ受けてほしいケンブリッジ英語検定/コースです。
上にも記したように、FCE以上だとビジネスでも通用すると言われています。
スピーキングでも、失礼な言い方にならないようないい回しや、ニュアンスなども教えてくれます。
また、テストでは会話が途切れていないか、一人がしゃべりすぎていないか、相手が話せるように会話をトスしているかなどもみられているそうです。
なので私も苦手としていた、人と”英語で話す”術が、このコースで学べると思います。私も、最初語学学校に入った時はグループディスカッションとかは苦手でしたが今でも苦手ですが 、何度も何度も練習するうちに慣れていきました。慣れも成長の大きな一部ですからね!!
そしてケンブリッジ英語検定は、英語をどれだけ知っているか、ではなくて、英語をどれだけうまく使いこなせるか、だと思います。フレーズや言葉、文法を習うだけではなく、すぐにそれを授業内で実践できるのでグングン英語力は伸びていきます。
そしてケンブリッジ英語検定コースで英語を使いこなす練習をして、実際にアルバイトや仕事で生かせるとこっちの物です!!
ぜひ将来英語を使って働きたい方やとりあえず英語力を上げたい方には、ケンブリッジ英語検定コースがおススメです^^
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